四条通りの東の突き当たりにある八坂神社。
京都といえば、八坂神社や東寺を思い浮かべる方も少なくないはずです。
八坂神社は「厄除け」や「縁結び」のご利益があり、京都を代表する観光スポットの1つです。
今回はそんな八坂神社のご利益、見どころをご紹介したいと思います。
八坂神社(京都)の見どころとご利益
御祭神 素戔嗚尊(スサノヲノミコト)のご利益は?
八坂神社は明治までは牛頭天王(もとはインドの祇園精舎を守護する神様)が祀られていましたが、のちに須佐之男命と習合され現在は須佐之男命を祭神としています。
八坂神社のご利益としては牛頭天王が防疫神であることから疫病除け厄除けのご利益があります。
有名な祇園祭も病魔退散の為の祇園御霊会が起源といわれています(869年に疫病が流行した際に祇園社にお祈りしたのが始まりとされています)。
2021年3月16日に参拝したときには、茅の輪が特別に設置されていました。
※普段は、「夏越しの大祓(6月30日)」の神事で茅の輪をくぐり穢れを払う風習があります。
京都では、年に2回大祓の時期があります(6月30日、12月31日)。
毎年夏越の大祓の時期に設置される茅の輪がコロナ退散のために特別に設置されていました。
くぐり方と唱える言葉は茅の輪の横に看板が設置されているのでそれを見ながらくぐってみてくださいね。
須佐之男命を祀る祇園社は厄除け祈願で知られていますが、その総本山である八坂神社は厄除け祈願の総元締めといってもよいほどご利益がある神社です。
八坂神社のご利益①疫神社(御祭神:蘇民将来命)
八坂神社の疫病除けの神様。西楼門から入ってすぐにあります。
八坂神社のご利益②太田社(御祭神:猿田彦神、天鈿女命)
道開きの神:猿田彦と芸能上達の神:天鈿女命
※天照大御神が岩戸隠れしたときに、
楽しそうに岩戸の外で踊ったのが天鈿女命。
岩戸から出た天照大御神を伊勢の地に連れて行ったのが猿田彦命です。
八坂神社のご利益③祇園蛭子社
1646年に立てられた商売繁盛の神様をお祀りしている蛭子社。
商売繁盛といえばえべっさんですね。
十日えびすの時は、「こいこいこいこい笹もってこい。祇園の蛭子に笹もってこい」という
お囃子とともににぎわう場所です。
八坂神社のご利益④大国主社
八坂神社で人気の縁結びのパワースポット大国主社。
大国主神さまも因幡の白兎もマスク(笑)
出雲大社にいらっしゃる大国主神さまがお祀りされています。
ここにお供えするのが、
縁結びの神様にお願いしてみてくださいね。
八坂神社のご利益④本殿(素戔嗚尊)
御祭神は素戔嗚尊。
コロナで鈴は鳴らせなくなっていました。
(お賽銭を入れるところにセンサーがあり、そのセンサーに手をかざすと鈴の音が聞こえる仕様になっていました、、、)
この他にも、女子にうれしい美容のパワースポット「美御前社」や悪縁を切って未来を切り開くパワースポットの「刃物神社」など見どころ満載です。
八坂神社(京都)のご利益まとめ
疫病退散
商売繁盛
ぜひ京都へお越しの際は訪れてみてくださいね。
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